ずっと自分は、『地方公務員』になると思っていた

神戸で生まれ育ち、大学は岡山大学に入学。大学院まで進み、環境生命科学研究科を卒業し、東京の会社に就職しました。
正直なところ、就活の時期になるまで将来やりたいこととか、就く職業についてあまり考えてこなかったんです。院に進んだのも、就職先のことを考えて、というよりも、ロードレースの部活に打ち込んでいたので、もう少し部活を続けたいって気持ちの方が強くて。
大学もほとんどの友達が公務員の道を選んでいたし、親とも就職先の話で出てくるのは、公務員や地銀だったから、そうなるんだろうなぁと。

でも、いざ就活生になったら、全然興味が湧いてこなかった。

マイナビやリクナビに登録して、大学の就職セミナーなどに参加し、企業の情報収集をしていたら、興味を持ったのが、ウェブメディアなどのクリエイティブか、人材系の仕事だってことに気づいたんです。それを深掘りしていったら、多くは東京にある会社だったので、そこで初めて選択肢に“上京”が入りました。

2018年、岡山市から六本木へ

最終的に東京の会社に内定をもらって、春から上京することになりましたが、実はあんまり東京の下調べはしていなかったんです(笑)。住む場所も、たまたま東京の友達がFacebookで「住んでるシェアハウスに空き部屋あるけど、誰か住まない?」っていう投稿をしているのを見て、会社にも近かったし、内見にも行かずその場で決めちゃったんです。

どんな街かもロクに調べないで来たので、六本木に初めて足を踏み入れたときは、人の多さと近さがすごく不快だったり、街を歩くだけで疲れていました。岡山での生活は、道を歩いていて半径2m以内に人が入ることって、ほとんどなかったので(笑)。

とにかく、まずは電車に慣れること。
東京に来てすぐ、電車の乗り換え案内のアプリで、複雑な路線を理解するところからはじめました。路線を覚えることも苦労したけれど、1番大変だったのは満員電車でしたね。
ただ、そんな生活も2,3ヶ月経てば慣れてしまうので、とにかく何をするにも簡単に情報が入って来るし、行きたい場所にすぐアクセスできる環境というのは、本当に便利だなって思っていますよ。
予備知識なく、突然六本木に住むことになった僕でも、シェアハウス内で情報共有も日々できるので、生活面で不安になったり、大変なことっていうのはあまりないです。

東京に来て嬉しいのは、選択肢が日々広がること!

本当に、手に入れられる情報の量が全然違う。それが上京する1番のメリットだと思います。自分が興味を持ったものに対して、同じように興味を持って、なおかつ先に行動に移している人が、すごく簡単に見つかるんです。
好きなものや思考が似ている人が集まるようなイベントも、Facebookで検索すればすぐに見つかるし、東京だとすぐに参加できる。
新しい発見や、知識を深めること、そして仲間と出会える機会がこんなに溢れているんだって体感したとき、「もっと前から東京に触れていたら全然人生違かったのに、ずるい!」って思わずにいられませんでした(笑)。

こんなに多種多様な職業があることも、自分の興味をそそるものが世の中にあるということも、知らなかった。そして、知っている人と出会う機会も少なくて、調べるのにも限度があったんです。

東京の会社に就職しても、リモートワーク可能であれば、地方で暮らすことも出来る。
東京では、本当にいろんなスタイルで仕事をしている人が多いので、「自分もいつかこんなふうに働きたい!」と思うワークスタイルを見つけやすいと思います。僕も、ずっとこのまま東京で暮らしていくというよりは、リモートワークで東京の企業で仕事をしていきながら、地元で暮らしたいなと思っています。すでに実現している人と繋げてもらえたり、実際にリモートワーク可能な企業も東京には多いので、具体的にその道筋が見えるのは幸せなことですよね。

社会全体から、自分の“興味”を探してみる

大学時代、公務員になるものだと思っていた自分を振り返って、可能性を一番狭めていたのは、“知らない”ということだったと思います。何に興味があるのか、世の中にどんな業種や企業があるのか、知らなかったから、『東京』を選択肢に入れることもできなかった。
とはいえ、地方で探し続けるのは、どうしても限度があるのもすごくわかっていて。とりあえず飛び出してみたってことが、自分にとって良い決断だったと日々感じているのですが、稀なケースだとも思うので、まずは面白いものを探しに来る感覚で、情報収集を目的に東京に来てみるだけで、変化は生まれるんじゃないかなって思います。

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