お金もないし実力もない。それでも、東京で挑戦したかった

実は、今日(2018年6月24日)が上京初日なんです。そして就職をしたわけでもなければ、実はまだ大学生で、休学中です。10月には、退学しようかなって思っているところなんですけど(笑)。

【自分に何が出来るんだろう?って、怖かった】

岡山の大学では、生物系の勉強をずっとしていました。でも、正直にいうとあまり考えないで進学を決めてしまった、というか、周りの友達も当たり前に進学して、公務員や地方銀行で働くって言っている人も多かったし、とりあえず自分も……って。僕の場合はかなり珍しかったと思うんですけれど、大学で休学して、何か自分の好きなことをチャレンジしているような先輩と、結構出会うことができたんですよね。あと、岡山ってデニムが有名なんですけど、それをもっと広げていこうと活動している『EVERY DENIM』の方と出会ったりもして。

自分の好きなことを掴んで、そのために挑戦を続けている人たちの話を聞いたり、活躍を見ていて、「自分は勉強しかしていなくて、一体何ができるんだろう」ってすごく怖くなったんです。そういう思いを抱いてから、プログラミングの勉強をするようになって、1年前くらいから、エンジニアとして働くようになりました。

【“クリエイターが集まる箱”が、もっと岡山にあればいいのに】

これは常々思っていることなんですけど、岡山の学生が、もっと自分たちで事業を生み出したり、新しいものを世に打ち出した人たちと触れ合える環境が整っていたらなっ、て。やっぱり学生はお金もないし、頻繁に東京にくるのはハードルが高いので……。

クリエイターのためのシェアハウスとか、セミナー、交流会みたいな場所が増えたら、少しずつ考えも変わるのかなって。どうしても、中学校から大学まで、ほとんど関わる人たちが同じ考えを持っている人たちなので、突然自分でやりたいことを見つけて飛び出す!って、すごく稀で、そもそも、東京に行きたくないって思っている人たちも多いんですよね。

『岡山大学ベンチャー研究会』に参画して、岡山大学の卒業生で既に起業しているOBやOGの人たちと交流できるようなイベントに携わったりもしたのですが、やっぱり興味を持ってくれる人が少なくて。だから一過性のものではなくて、刺激的な情報や人たちが集まっている空間が近くにないと、考えを変えるのは難しいなって感じています。

【やってみたら、案外できることってたくさんある】

岡山のゲストハウスで住み込みをしたり、いろんな人と繋がれたおかげで、お金や実力がなくても挑戦してみて、可能になることがたくさんあると知りました。もちろん、うまくいかなかったこともあって、一時期引きこもりになってしまったりもしたけれど……(笑)。

プログラミングの勉強をしていても、やっぱり岡山では生み出したプロダクトを披露する場所がなかったので、東京にはよく足を運んでいました。インターン生として企業に潜入しながら、プログラミングを教えてもらったり、営業職のバイトをしてみたり。大学を休学して、自分の足で色々と試してみたからこそ、漠然とした不安みたいなものではなくて、「このくらい仕事をしたら食べていけるな」「こういう生活ならやりたいことができるな」という、リアルな知見を溜めていけたのが一番良かったことだと思っています。

僕もまだ、ずっとエンジニアをやっていくのかとか、目標とか明確であるわけではないのですが、出来ることも出来ないことも、自分で試していくうちに、いろんなことが見えてくると思うので、今日から、頑張りたいと思います。

<お話を伺った人>

鈴木雅之さん、現在岡山大学を休学中。愛媛県出身の21歳。エンジニア、企業の勉強をしてイスラエルに渡航するなど、様々なチャレンジを経て、2018年6月に、岡山から上京。

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