【兵庫県出身】とりあえず兵庫を出たいという想いだけを持って

東キャリをきっかけに「地元」から「東京」へ。

遠く離れた地方出身者から都内近郊出身者まで、東京で働くという想いは人それぞれ。

あなたにとって「東京で働く」とは?

 

【人物紹介】兵庫県神崎郡出身、20歳。

 

高校卒業後一度は進学を目指したけれど、進学の目的が分からなくなった。

高校を卒業して浪人して進学を目指していた時期もありました。でも、だんだんと進学する目的が分からなくなってきてしまって。進学して何がしたいとか、何が変わるとか見えなかったというか。その時、尊敬する人に少しでも近づきたいその人みたいにがむしゃらに働いてみたいって思いが強くなってきて、進学するのをやめてたくさんアルバイトしてお金をためて上京しようって決めたんです。

知り合いが多い土地よりも、全く知らない土地で挑戦したかった。

地元を出るなら大阪でもいいんじゃないの?とよく言われたけれど、大阪には知り合いが多くて。知り合いが多くいる土地よりも、全く知らない未知の土地に行きたかったんです。尊敬する人も東京で働いているし。それに影響をうけたところもあります。(笑) その尊敬する人との出会いは小学校の時。どうやって検索したとかはもう忘れちゃいましたけど、ネットで仕事についてとか生活とかを発信している人で、その生き方とか仕事への取組み、クリエイティブさに小学生ながら憧れを持って、今でも好きな人の一人です。

研修を受けて向いているかなんてわからないけどネットが好きな事には変わりない。

東キャリで実際に研修を受けてみて、エンジニアが向いているとか向いてないとかまだわからないけど自分がネット好きというところには変わりがないしやってみないと分からないから、とことんやるだけだと思ってます。今は研修を終えてエンジニアとして働き始めて仕事は楽しいしやりがいもあって、もっと勉強して一人でもできる仕事が増やせるようになりたいです。

シェアハウスでの暮らしはまあ楽しくやってます(笑)

上京してから東キャリのシェアハウスに住んでいて、年も近い人が多いし毎日楽しく過ごせてます。日課は22時から散歩。家の周りを1時間くらい体を動かしたいという思いだけで散歩してます。特に発見はなし。料理もするようになって、得意料理はとり丼。鳥の胸肉を蒸してごはんにのせるだけなんですけど。住人の誰かがご飯を作ってくれる事も多いので結構楽してます。一つ心残りなのは実家にいる猫に会えないこと。

《あなたにとって「東京で働く」とは?》

情報って田舎にいてもネットでいくらでも拾えたけど、それが体験できるのって東京だと思う。

東京で働く限り経験できる事は無限にある気がする。

この先もずっと東京で働き続けていきたい。

 

お金もないし実力もない。それでも、東京で挑戦したかった

実は、今日(2018年6月24日)が上京初日なんです。そして就職をしたわけでもなければ、実はまだ大学生で、休学中です。10月には、退学しようかなって思っているところなんですけど(笑)。

【自分に何が出来るんだろう?って、怖かった】

岡山の大学では、生物系の勉強をずっとしていました。でも、正直にいうとあまり考えないで進学を決めてしまった、というか、周りの友達も当たり前に進学して、公務員や地方銀行で働くって言っている人も多かったし、とりあえず自分も……って。僕の場合はかなり珍しかったと思うんですけれど、大学で休学して、何か自分の好きなことをチャレンジしているような先輩と、結構出会うことができたんですよね。あと、岡山ってデニムが有名なんですけど、それをもっと広げていこうと活動している『EVERY DENIM』の方と出会ったりもして。

自分の好きなことを掴んで、そのために挑戦を続けている人たちの話を聞いたり、活躍を見ていて、「自分は勉強しかしていなくて、一体何ができるんだろう」ってすごく怖くなったんです。そういう思いを抱いてから、プログラミングの勉強をするようになって、1年前くらいから、エンジニアとして働くようになりました。

【“クリエイターが集まる箱”が、もっと岡山にあればいいのに】

これは常々思っていることなんですけど、岡山の学生が、もっと自分たちで事業を生み出したり、新しいものを世に打ち出した人たちと触れ合える環境が整っていたらなっ、て。やっぱり学生はお金もないし、頻繁に東京にくるのはハードルが高いので……。

クリエイターのためのシェアハウスとか、セミナー、交流会みたいな場所が増えたら、少しずつ考えも変わるのかなって。どうしても、中学校から大学まで、ほとんど関わる人たちが同じ考えを持っている人たちなので、突然自分でやりたいことを見つけて飛び出す!って、すごく稀で、そもそも、東京に行きたくないって思っている人たちも多いんですよね。

『岡山大学ベンチャー研究会』に参画して、岡山大学の卒業生で既に起業しているOBやOGの人たちと交流できるようなイベントに携わったりもしたのですが、やっぱり興味を持ってくれる人が少なくて。だから一過性のものではなくて、刺激的な情報や人たちが集まっている空間が近くにないと、考えを変えるのは難しいなって感じています。

【やってみたら、案外できることってたくさんある】

岡山のゲストハウスで住み込みをしたり、いろんな人と繋がれたおかげで、お金や実力がなくても挑戦してみて、可能になることがたくさんあると知りました。もちろん、うまくいかなかったこともあって、一時期引きこもりになってしまったりもしたけれど……(笑)。

プログラミングの勉強をしていても、やっぱり岡山では生み出したプロダクトを披露する場所がなかったので、東京にはよく足を運んでいました。インターン生として企業に潜入しながら、プログラミングを教えてもらったり、営業職のバイトをしてみたり。大学を休学して、自分の足で色々と試してみたからこそ、漠然とした不安みたいなものではなくて、「このくらい仕事をしたら食べていけるな」「こういう生活ならやりたいことができるな」という、リアルな知見を溜めていけたのが一番良かったことだと思っています。

僕もまだ、ずっとエンジニアをやっていくのかとか、目標とか明確であるわけではないのですが、出来ることも出来ないことも、自分で試していくうちに、いろんなことが見えてくると思うので、今日から、頑張りたいと思います。

<お話を伺った人>

鈴木雅之さん、現在岡山大学を休学中。愛媛県出身の21歳。エンジニア、企業の勉強をしてイスラエルに渡航するなど、様々なチャレンジを経て、2018年6月に、岡山から上京。

夢に一歩近づくために、東京を考える

佐賀県生まれ佐賀県育ちで、今も地元の企業に勤めています。今は転職活動中で、上京しようかまだ地元にいようか、まさに今、私も同じように悩んでいるところです(笑)。

【就活はすべて、Instagram派でした!】

ちょっと珍しいかもしれないけれど、新卒入社する企業を探していた時も、よく耳にする、いわゆる大手の就職ポータルサイトは使ったことがなかったんです。たくさん面接を受けて、受かった中から企業を選ぶようなスタイルは自分には向いてない気がして。あとはすっごく緊張しいだし人見知りだから、集団面接とか、本当に苦手なんです……。

大学がセッティングしてくれたりして、東京の会社が集まる大きな説明会は地元でもあったんですが、どうしても機械的になってしまうので、参加していなかったです。

最初から一般的な採用フローの中では自己アピールできないな、と思っていたので、企業は世界観重視で『Instagram』で探すようになりました。ひとつ気になった企業をフォローすると、関連で他の同じような企業も出て来るから、とにかくたくさんの企業を見るようにして、気になるところがあったらサイトを検索して、求人情報を見る。出ていなくても、気になったらお問い合わせしてみる、この繰り返しです。

九州はとにかく田舎だから「いいなぁ」と思うお店や、企業って、大体は他所にあるんですよね。だから、そもそも自分から出て行かないと近づくこともできなくて……説明会やお話を聞きに、割と頻繁に東京には来ていました。飛行機も高いし大変なんですけど、もう仕方ないですし、慣れちゃいました(笑)。

【東京はとにかく、情報量が多くて刺激的だけど……】

今の仕事は、駅ナカやデパ地下でよく見かける、タルト屋さんの会社でお菓子を作っています。将来は、自分でお店を持ちたいと思っていたのでこの道を選びました。

この業種から離れようとは思っていないのですが、転職先を東京にしようか迷っているのは、入って来る情報量が全然違うからです。今はどんなお店が人気なのか、デザインだったり、味付けだったり、東京では街を歩いているだけでも最先端の情報をたくさんキャッチできる。これってやっぱり、すごいことだと思うんですよね……。

一方で、地元に残ろうか迷っているのは、やっぱり事件も多いし、治安のことを考えると不安になってしまうから。そして今、少しずつだけれど地元の人たちから、お菓子のオーダーをもらったりもしていて、この繋がりを大事にしたいなって気持ちもあります。

【“東京が選択肢に入るだけ”で変わることがある】

まだ決めかねてはいるけれど、頻繁に東京に来て情報収集したことで、前よりも身近な街だと思えるようになりました。地元の友達も最近では上京が珍しくなくなって、いつも行くとみんな泊めてくれるので、どんな雰囲気で生活しているのか覗くことも出来ますし。

この街に来ても仕事は見つけられる、生活もしていける、と実際に思えるようになっただけでも、見える世界は随分ひらけたなぁって感じています。

ずっと自分は、『地方公務員』になると思っていた

神戸で生まれ育ち、大学は岡山大学に入学。大学院まで進み、環境生命科学研究科を卒業し、東京の会社に就職しました。
正直なところ、就活の時期になるまで将来やりたいこととか、就く職業についてあまり考えてこなかったんです。院に進んだのも、就職先のことを考えて、というよりも、ロードレースの部活に打ち込んでいたので、もう少し部活を続けたいって気持ちの方が強くて。
大学もほとんどの友達が公務員の道を選んでいたし、親とも就職先の話で出てくるのは、公務員や地銀だったから、そうなるんだろうなぁと。

でも、いざ就活生になったら、全然興味が湧いてこなかった。

マイナビやリクナビに登録して、大学の就職セミナーなどに参加し、企業の情報収集をしていたら、興味を持ったのが、ウェブメディアなどのクリエイティブか、人材系の仕事だってことに気づいたんです。それを深掘りしていったら、多くは東京にある会社だったので、そこで初めて選択肢に“上京”が入りました。

2018年、岡山市から六本木へ

最終的に東京の会社に内定をもらって、春から上京することになりましたが、実はあんまり東京の下調べはしていなかったんです(笑)。住む場所も、たまたま東京の友達がFacebookで「住んでるシェアハウスに空き部屋あるけど、誰か住まない?」っていう投稿をしているのを見て、会社にも近かったし、内見にも行かずその場で決めちゃったんです。

どんな街かもロクに調べないで来たので、六本木に初めて足を踏み入れたときは、人の多さと近さがすごく不快だったり、街を歩くだけで疲れていました。岡山での生活は、道を歩いていて半径2m以内に人が入ることって、ほとんどなかったので(笑)。

とにかく、まずは電車に慣れること。
東京に来てすぐ、電車の乗り換え案内のアプリで、複雑な路線を理解するところからはじめました。路線を覚えることも苦労したけれど、1番大変だったのは満員電車でしたね。
ただ、そんな生活も2,3ヶ月経てば慣れてしまうので、とにかく何をするにも簡単に情報が入って来るし、行きたい場所にすぐアクセスできる環境というのは、本当に便利だなって思っていますよ。
予備知識なく、突然六本木に住むことになった僕でも、シェアハウス内で情報共有も日々できるので、生活面で不安になったり、大変なことっていうのはあまりないです。

東京に来て嬉しいのは、選択肢が日々広がること!

本当に、手に入れられる情報の量が全然違う。それが上京する1番のメリットだと思います。自分が興味を持ったものに対して、同じように興味を持って、なおかつ先に行動に移している人が、すごく簡単に見つかるんです。
好きなものや思考が似ている人が集まるようなイベントも、Facebookで検索すればすぐに見つかるし、東京だとすぐに参加できる。
新しい発見や、知識を深めること、そして仲間と出会える機会がこんなに溢れているんだって体感したとき、「もっと前から東京に触れていたら全然人生違かったのに、ずるい!」って思わずにいられませんでした(笑)。

こんなに多種多様な職業があることも、自分の興味をそそるものが世の中にあるということも、知らなかった。そして、知っている人と出会う機会も少なくて、調べるのにも限度があったんです。

東京の会社に就職しても、リモートワーク可能であれば、地方で暮らすことも出来る。
東京では、本当にいろんなスタイルで仕事をしている人が多いので、「自分もいつかこんなふうに働きたい!」と思うワークスタイルを見つけやすいと思います。僕も、ずっとこのまま東京で暮らしていくというよりは、リモートワークで東京の企業で仕事をしていきながら、地元で暮らしたいなと思っています。すでに実現している人と繋げてもらえたり、実際にリモートワーク可能な企業も東京には多いので、具体的にその道筋が見えるのは幸せなことですよね。

社会全体から、自分の“興味”を探してみる

大学時代、公務員になるものだと思っていた自分を振り返って、可能性を一番狭めていたのは、“知らない”ということだったと思います。何に興味があるのか、世の中にどんな業種や企業があるのか、知らなかったから、『東京』を選択肢に入れることもできなかった。
とはいえ、地方で探し続けるのは、どうしても限度があるのもすごくわかっていて。とりあえず飛び出してみたってことが、自分にとって良い決断だったと日々感じているのですが、稀なケースだとも思うので、まずは面白いものを探しに来る感覚で、情報収集を目的に東京に来てみるだけで、変化は生まれるんじゃないかなって思います。